腰椎椎間板ヘルニア 手術 後遺症

腰椎椎間板ヘルニアの手術の後遺症

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腰椎椎間板ヘルニアになると、短時間でも立っていることも座っているのも辛くなります。
腰椎椎間板ヘルニアは、加齢が原因だけではなく、スポーツや姿勢、遺伝的なものからも引き起こされます。
手術やリハビリをすると改善されますが、後遺症はあるのでしょうか。

 

 

【腰椎椎間板ヘルニアの原因】
背骨は、椎骨の間に椎間板があり、クッションの役割を果たし背骨をスムーズに曲げてくれます。
この椎間板がつぶれたりして変形し、背骨にある神経を圧迫することで、腰痛やしびれを引き起こします。

 

 

姿勢が悪いことや遺伝要因だけでなく、スイングなどで椎間板に強い負荷がかかる、テニスや野球、ゴルフ選手にも腰椎椎間板ヘルニアに悩まされている方は多くいます。

 

 

【検査と治療法】
腰椎椎間板ヘルニアの症状の重さはMRIやCTで詳細にわかります。
対処法として、保存療法と手術療法があります。
保存療法とは、炎症を抑えて痛みをとるブロック注射や筋弛緩剤の投薬治療とストレッチなどのリハビリ、コルセットでの補正を合わせたものです。
後遺症の不安もあるので、よほどのことがない限り、手術ではなく保存療法からスタートすることが多いです。

 

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【手術による入院や後遺症の有無】
緊急性がある場合は手術に踏み切ります。
もっとも一般的な方法はLOVE法と呼ばれ、幹部を切開し椎間板をとってしまい上下の椎骨を引っ付けて1つにする方法です。
リハビリをしつつ痛みがなくなる2週間が退院のめどとなります。
最近では、切開する大きさが半分の内視鏡を使った手術も出てきていますが出来る病院が限られることと、視野が狭い中で行われるので神経を傷つけてしまい後遺症がのこることがごく稀にあります。
ただ、体への負担が少なく、回復が早いというメリットはとても魅力的です。

 

麻痺やしびれが残ってしまい、うまく歩けないなどの後遺症が残る場合があります。
これは後遺症とは言わないかもしれませんが、再発する確率は高いそうです。

 

 

【腰椎椎間板ヘルニアにならないために】
姿勢を治しましょう。
猫背は椎間板に大きな負担をかけます。
どうしても猫背になってしまう方は、コルセットを付けるなどして矯正するのも効果的ですよ。
また、スポーツ選手に治りが早い人が多い理由はしっかりとした筋肉があるからです。
ただし、間違った方法では逆に腰に負担がかかるので専門医と相談の上で行ってください。

 

 

腰椎椎間板ヘルニアはひどくなる前であれば、手術することなく保存療法で改善させることができます。
保存療法は後遺症もないので出来るだけ早い段階から治療を始めることをお勧めします。
軽度であれば、またきっとスポーツも楽しく出来るようになりますよ。

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