ヘルニア 首 腰 両方

ヘルニアが首と腰の両方に??その原因と治療法とは!?

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ヘルニアの症状が首と腰の両方に出ている場合にはその可能性があります。

 

首に骨は頸椎と言いますので「頸椎椎間板ヘルニア」
腰の骨は腰椎と言いますので「腰椎椎間板ヘルニア」と言います。

 

両方とも背骨の一部です。
背骨は頸椎、胸椎、腰椎、仙骨で構成されています。

 

その一つ一つの間に椎間板というクッションの役割をしているものが存在します。
その椎間板の一部が飛び出してしまうことによって神経を圧迫します。
神経が圧迫されることによって痛みや痺れの症状が起こります。

 

頸椎の椎間板が飛び出してしまうと一般的に首回りはもちろん、手や腕、肩などに強い痛みが出る場合もあります。
両腕の痺れや動作困難、さらには後頭部に違和感、首や肩の筋肉にも違和感などを伴う場合もあり、血流が悪くなると頭痛なども伴うケースもあります。

 

腰椎の椎間板が飛び出すと腰の神経は下半身の神経と考えられていますので下肢に痛みが出る場合が多いです。

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症状が軽い場合には片足、症状が重い場合には両足に痛みが出ます。
坐骨神経痛は腰椎椎間板ヘルニアが原因となっている場合が多いです。

 

症状が悪化していくとしびれや動作障害、排尿障害、感覚障害などの症状が出ることもあります。
このような症状が出ていると首と腰の両方がこのような状態となっていると考えていいかもしれません。

 

まずは医師に相談するようにしましょう。
その治療方法は症状によっても異なります薬物療法や牽引療法、温熱療法などを行うことが一般的です。このような保存療法が一般的でそれでもよくならない場合にはブロック注射で痛みを緩和させる処置をとる場合もあります。

 

症状が重い場合には手術を行うこともありますが副作用も存在しますし再発の恐れもあります。
ヘルニアは症状を認識していない人を含めて完治する可能性は高いと言われています。

 

近年の研究の成果によって飛び出した椎間板の一部をマクロファージが除去し、自然治癒するとも言われています。
まずは医師に相談し保存療法で治療をしていくことが大切だと言えます。

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