ヘルニア 痛み止め 薬 種類

ヘルニアの痛み止め薬の種類は??

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椎間板ヘルニアの治療はまず保存療法が取られます。
そのあとに薬物治療、それでもダメなら手術という方法が取られている場合が多いです。

 

今回は痛み止めのその薬の種類についてお話していきましょう。

 

その種類にはさまざまなものがあり、大きく分けて4種類あります。

 

「非ステロイド性消炎鎮痛薬」(NSAIDs)
ロキソニン、ボルタレン、アスピリン、イブプロフェンなどの他に貼付薬のモーラスやロキソニンテープなどがあります。
こちらが良く使われる痛み止めです。
炎症を抑える効果が期待できます。
その副作用はさまざまですが消化器の潰瘍、心血管系障害、発疹、眠気などが代表的なものになります。

 

「筋弛緩薬」
代表的なものではミオナールなどがあり、筋肉の緊張を弱め、痛みを和らげます。
副作用は発疹、吐き気、眠気、嘔吐不快感などがあります。

 

「オピオイド鎮痛薬」
内服薬ではトラマドール塩酸塩やアセトアミノフェンを配合しているトラムセットや貼付薬ではノルスバンなどがあります。

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これは強めの鎮痛剤です。
副作用には吐き気、嘔吐、便秘、めまいなどがあり、これの場合は2割から3割程度の患者に副作用が見られます。

 

「神経性疼痛緩和薬」
リリカなどに代表されるもので末梢神経の障害による痛みを和らげます。
副作用は眠気やふらつき、むくみなどがあります。

 

まとめ
薬はさまざまな副作用があります。
消化器症状や下痢、腎機能障害などの副作用がありますが、副作用があるから使わないというのも良くないことがあります。

 

ヘルニアの痛みを我慢しすぎてしまうと痛みの記憶が残ると考えられています。
急性期の時点で我慢しすぎてしまい、慢性的な腰痛などになってしまう恐れがあります。

 

医師と相談しながら適切に使用し副作用に注意しながらヘルニアの痛みを抑えていくというのが重要です。
痛みがなくなって来たら服用するのをやめていきましょう。

 

痛み止めの種類はさまざまで市販の薬もありますが自己判断により使用するのは危険となる可能性もあります。
医師の指導のもと用法用量を正しく使用しましょう。

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