ヘルニア 手術 入院 日数

椎間板ヘルニアの手術の種類と入院日数の目安はどれくらい?

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腰の気になる痛みの原因は椎間板ヘルニアであることも多くあります。
そのヘルニアの治療方法は2パターンあり、「保存療法」「手術」が一般的な治療となります。

 

今回はその手術の入院日数についてお話していきましょう。

 

「ラブ法」
全身麻酔をしたのちに背中側から切開して行う方法です。
脊椎の一部を開いて椎間板から飛び出して神経根を圧迫している髄核や線維輪を切除、摘出します。
リハビリなども含め2種間程度の入院日数となることが多いです。
この方法には目視で行うラブ法とマイクロ顕微鏡を使用しながら行うマイクロラブ法があり、マイクロラブ法だと期間は1週間から10日程です。

 

「内視鏡下ヘルニア摘出術」(MED法)
比較的新しい手法で傷口も小さく済むものです。
医療分野において様々な術式に使用される内視鏡を使用した手術です。
背中側から1.5センチ程度切開して外筒管と内視鏡を挿入します。
内視鏡からの映像を確認しながら髄核を摘出しますので、この施術を行うには高度な技術を習得している医師に限られるようです。
入院は1,2週間程度です。

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「レーザー治療」(PLDD)
レーザーによって髄核の一部だけを焼く方法になります。
これは切開する必要がなく、数ミリ程度の針を腰から刺して椎間板に針を刺します。
そこへレーザーを放出し空洞を作ります。
その空洞をなくすために椎間板が萎縮することによって飛び出している部分が引っ込みます。
これには局所麻酔が使用されますが切開の必要がないなど負担は大きく減ります。
施術時間も15分から30分程度で終わり、入院する必要もありません。

 

「経皮的髄核摘出術」(PN法)
局所麻酔をして直径4ミリ程度の管を刺し、管の中には特殊な鉗子が通れるようになっています。
その鉗子を使って髄核を摘出します。
この方法も時間は1時間程度で終わりその日のうちに帰れます。

 

「椎弓切除術」
全身麻酔をして椎弓版、または骨棘を切除します。
神経の圧迫を緩和するために行われます。

 

「脊椎固定術」
施術の際に脊椎の間隔を調整し金属金具で椎体同士を固定する方法で治療の期間は3か月から6か月程度かかります。
手術に関しては実績のある医師に相談するようにした方がいいかもしれません。
かならず成功するとも言い切れませんし悪化してしまうといったこともないわけではありません。
まずは医師に相談するようにしましょう。

 

まとめ
以上がヘルニアの手術の種類と入院の目安となる日数です。
ヘルニアはとてもつらい症状が続きますので主治医とよく相談して手術を行いましょう。

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